酒さとは、赤ら顔とも言われ、鼻を中心に頬や額の血管が拡張して赤くなる症状のことです。
初期症状では赤みだけが現れるため、日焼けと間違われたりすることもあります。
症状が進むと、赤みに加え湿疹、ほてりやピリピリとした感じが出てきます。
酒さは、にきびや脂漏性皮膚炎といった皮膚炎にも間違われやすい疾患です。
最近では、酒さの原因には寄生虫が関わっているとも考えられているそうです。
酒さとよく似た症状が出るのが、酒さ様皮膚炎という皮膚炎です。
赤みや痒み、発疹などが症状として現れる皮膚炎になります。
この皮膚炎は、多くはステロイド外用薬に長期使用により起こるものです。
皮膚炎の治療としては、ステロイド薬を中止することが原則となるのですが、薬の中止により皮膚炎の症状が悪化するリバウンドが起こります。
少しずつ薬の量を減らし、皮
酒さをすぐに完治させるという薬や治療法は、残念ながら現在のところ見つかっていません。
酒さは慢性的な疾患のため、治療としては症状を軽減すること、症状が出ない状態を維持することを目的として行われます。
酒さの症状の悪化原因となりうる、日光、カフェイン、刺激性の食品、ストレスなどといった要因を避けることも、治療の効果を出すためには重要です。
最近では、レーザーによる治療も行われているそうです。
スプレーやクリームでの麻酔後に、レーザーを照射して治療を行います。
人により、痛みを感じる程度は様々だそうです。
レーザーでの治療後は、多少の腫れ、むくみが生じることがあるそうですが、一過性のもので、それ自体に痛みはないとのことです。
また、個人差がありますが、治療後に照射場所が茶色っぽく変化する、一過性の色素増強が起こることがあります。
これは東洋人になりやすい症状だそうです。
酒さも、それに似た症状の皮膚炎、酒さ様皮膚炎も、症状はよくなったり悪くなったりを繰り返す、慢性的な疾患となりますので、あせらずに根気よく治療を続けることが大切です。