ステロイド皮膚炎

ステロイド外用剤は、アレルギー性疾患の他、現在様々な疾患の治療薬として使われていることで知られている薬です。

ステロイドには、病気の炎症症状を抑えるとても強い効果が期待できるのですが、反面、副作用を生じることがあることでも有名です。
ステロイド皮膚炎とは、ステロイドの長期間の使用により、薬の副作用により皮膚に異常な症状が起こることを言います。

ステロイド皮膚炎の症状としては、皮膚が薄くなり、免疫機能が低下すること。
それにより、様々なステロイド皮膚炎の症状が発症することとなります。

毛細血管が収縮し、皮膚に赤みが出たり赤い湿疹が出たりする、皮膚が乾燥してひび割れする、色素沈着により皮膚が変色する、などがステロイド皮膚炎の症状となり、同時にステロイド外用剤の副作用ともなっています。

ステロイド皮膚炎の症状はそれだけに留まらず、細菌、ウィルスなどに感染しやすくなる、白内障、緑内障になりやすくなるなど、他の疾患を発症することもあるそうです。

ステロイド皮膚炎の治療、改善法としては、原因となるステロイドを使わないこととなるのですが、それにより元々の疾患の症状が重症化することもあり得ます。

ステロイド皮膚炎の症状が出ているという方は、自分の判断だけで薬を中止するのではなく、必ず医師の指示に従うようにしてください。

ステロイドとアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の治療薬としてステロイドが使われるととは多いのですが、やはりその使用により、アトピー患者にもステロイド皮膚炎が発症する確率は高いそうです。

特に近年問題視されているのは、若年性白内障との関連性です。
白内障は40代以降、特に高齢の方に多い病気として認知されていますが、最近では20から30代の方の発症も増加傾向にあるとのことです。

原因の特定は容易ではないのですが、アトピー性皮膚炎で白内障を併発することもあるそうです。
また、アトピーに使用する薬、ステロイド剤などの副作用により、進行しやすい傾向があるとも考えられています。

アトピー患者が白内障を発症した場合には、網膜剥離が生じる確率が高くなること、若年性の場合は病状の進行が早いことなども注意すべき点です。


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